富士ヒル3回目試走レポート【2026年5月】|90分57秒・ブロンズまで57秒から見えた課題と本番への修正

5月6日、富士ヒル本番(6月1日)まで約1ヶ月というタイミングで3回目の試走に行ってきました。

結果は90分57秒。ブロンズ(90分切り)まであと57秒届きませんでした。

前回4月の試走が100分だったので、10分程度の短縮です。
前回の反省を活かしてペースを修正した結果、大幅に改善できました。

ただし、やはり1合目までを踏みすぎて後半タレるというパターンは変わっていませんでした。

今回の記事では、3回の試走データを比較しながら「何が改善できて、何がまだ課題なのか」を整理します。
朝ごはんとカフェインの実験結果も含めて、本番(6月1日)に向けた修正案をまとめました。

この記事は約 9分 で読めます。

なお、前回の試走レポート(4月・100分に悪化した原因分析)はこちらです。

目次

3回の試走タイムを比べてわかったこと

まず、3回の試走の結果を並べてみます。

日付機材タイム主な原因・備考
1回目2025年10月エアロード+105ホイール91分初試走
2回目2026年4月18日エアロード+Yoeleoホイール100分アップ不足・前半抑えすぎで後半崩壊
3回目2026年5月6日エアロード+Yoeleoホイール90分57秒ペース修正・ケイデンス指標化

2回目から3回目で9分程度短縮。前回の反省点(前半抑えすぎ・アップ不足)を修正した結果です。

ただし1回目(105ホイール)と3回目(Yoeleoホイール)の差はわずか3秒。
機材が変わっていても、タイムはほぼ横ばいという結果でした。

3回目(90分57秒)のデータ詳細

1回目との全体比較

同じコースでの1回目と3回目の比較です。

項目1回目(10月・105)3回目(5月・Yoeleo)
タイム91分00秒90分57秒−3秒
平均パワー183W189W+6W
NP(標準化パワー)186W191W+5W
パワー変動係数22.9%18.8%−4.1%(安定)
W/kg(体重58kg)3.153.27+0.12
平均ケイデンス78rpm81rpm+3rpm

タイムはほぼ同じでも、パワーの質が上がっています。
変動係数が22.9%から18.8%に下がったのは、ペースの乱れが少なくなったということ。
ケイデンスも目標の80rpmをクリアできました。

しかしながら、データを分析していて思ったことは「Yoeleoホイールにして軽量化(−300g)した効果が出ていない」でした。

平均パワーが上がっているなら、その分タイムに反映されてもいいはず。
つまり「Yoeleoホイールよりも105ホイールのほうがパワーロスが少ないのでは?」ということを感じました。

使用機材のヨーレオホイール(105比で約300g軽量化)については、こちらの記事で詳しくレビューしています。

区間ごとのパワー推移

今回はストラバのセグメントで5km区切りのデータを確認しました。

区間区間タイム通過タイム平均パワーFTP比ケイデンス
①0〜5km20分58秒20:58不明(サイコン停止)
②5〜10km18分02秒39:00203WFTP97%83rpm
③10〜15km20分06秒59:06192W91%81rpm
④15〜20km19分55秒79:01181W86%77rpm
⑤20〜24km11分56秒90:57184W88%79rpm

②区間(5〜10km)でFTP97%(203W)という数字が目立ちます。

全体の平均がFTP90%のところ、この区間だけ97%まで上がってしまいました。
ここで踏みすぎたことが、④区間のパワー低下(181W・FTP86%)につながっていると感じます。

また、①区間(0〜5km)はサイコンが停止しており、GPXデータに欠損があります。
実際にどのくらいのパワーで入っていたかが確認できなかった点が痛かったです。

改善できたこと・まだ残る課題

今回の試走で改善できたこととまだ残る課題を整理します。

改善できたこと:

  • ケイデンス:78rpm → 81rpm(目標80rpmを達成)
  • 後半の粘り:ラスト区間で+18W・+2.0km/h改善
  • パワー安定性:変動係数22.9% → 18.8%
  • タイム:前回106分 → 今回90分57秒(−15分21秒)

まだ残る課題:

  • ②区間(5〜10km)でFTP97%(203W)と踏みすぎ
  • その反動で④区間(15〜20km)がFTP86%(181W)に低下
  • 本番のホイールを105とYoeleo、どちらにするか?

「1合目までを踏みすぎて後半タレる」というパターンは3回とも共通しています。
パワーに関しては①②区間を190〜195W(FTP90〜93%)に抑えることが最優先課題です。

またホイールによるパワーロスの懸念が出てきました。
ホイール重量ではYoeleoホイールのほうが軽量ですが、今回に関してはタイムが出ていなければ変える意味がありません。

パワーについては改善された部分もあるので、いまの状態で105ホイールに戻すとタイムはどうなるか?を次回試走では試したいと思います。

今回の検証①|本番想定の朝ごはん実験

今回は「本番当日の朝ごはんをどうするか」を実際に試してみました。
AIと相談しながら必要カロリーを計算し、以下のメニューにしました。

  • おにぎり2個
  • バナナ1本
  • プロテイン
  • ミニ羊羹1個

結果は、「重すぎました」

スタート直後からお腹が苦しく、序盤は胃の重さが気になりました。
カロリー計算上は合っていたのだと思いますが、固形物の量が多すぎたようです。

前半の勾配がきつめのところで、前傾姿勢を保つため胃が圧迫されやすく苦しかったです。
消化吸収の面では問題なくても、走りながら「詰め込みすぎた感」が残るのは想定外でした。

次回(5/16の最終試走)での修正案:

  • おにぎり1個(2個 → 1個に減らす)
  • バナナ
  • プロテイン
  • ミニ羊羹2個(1個 → 2個に増やす)

固形物(おにぎり)を減らして、消化しやすい糖質(羊羹)を増やすことで、総カロリーは維持しながら胃への負担を減らす狙いです。羊羹はコンパクトで持ち運びやすく、素早く食べられるのもメリットです。

今回の検証②|カフェインジェルの代替品探し

もう一つの実験が、カフェインジェルの代用品探しです。

富士ヒルのような長時間ヒルクライムでは、カフェインによる疲労感の軽減・集中力の維持が有効とされています。ただ、手元にカフェインジェルがなく、購入が試走に間に合わなかったので代替品を探してみました。

今回選んだのが「強強打破」(1本あたりカフェイン150mg)

コンビニでも手に入り、価格もリーズナブルです。

ジェルとの違いは液体なのでさらっと飲めること。
甘すぎず、走りながら飲むには個人的にはジェルより飲みやすかったです。

60分経過地点あたりで飲みました。
効果として、前回よりもラスト直線区間の手前まではタレずに回し続けられた感覚があります。
ただし、最後の登りでは結局タレてしまいました。


ライド後に私の体重(58kg)から最適なカフェイン量を調べてみると、約240mgが推奨値とのことでした。
今回の150mgでは約90mg不足していた計算です。

とはいえ「強強打破」を2本バックポケットに入れて走るのは現実的ではありません。
かさばるし、重量も増えます。本番に向けた現実的な組み合わせとしてはやはりカフェインジェルが有用だなと確認することができました。

体重から計算した量を摂取できるか、5/16の最終試走で試してみます。

次回の試走で試す予定のカフェインジェルはこちら。強強打破との組み合わせで体重から算出した約240mgを確保できる予定です。

【Amazon】アミノサウルスジェル エリート4個セット(ピーチレモン×2・グレープ×2)

最終試走(5/16)と本番(6/1)に向けた修正ポイントまとめ

今回の試走で見えた課題と、次回以降の修正方針をまとめます。

項目今回(3回目)次回(4回目)
使用機材YOELEO SAT C50 DB PRO NxT SL2シマノ 105 WH-RS710-C46-TL DISC
朝食おにぎり2個
バナナ1本
プロテイン
羊羹1個
おにぎり1個
バナナ1本
プロテイン
羊羹2個
②区間パワー(5〜10km)203W(FTP97%)190〜195W(FTP90〜93%)
③④区間パワー181〜192W190〜195W維持
補給タイミング強強打破1本のみ(大沢駐車場)カフェインジェル2本
1本目:樹海台駐車場
2本目:大沢駐車場
カフェイン量150mg240mg(体重58kgの推奨量)
目標タイム90分57秒89分00秒以内(ブロンズ達成)

使用機材については「シマノ 105 WH-RS710-C46-TL DISC」に戻してみる予定です。

朝食の取り方は「おにぎりを減らして羊羹を増やす」ことで胃への負担を減らしてみます。

パワーは②区間(5〜10km)の踏みすぎをなくすことです。
ここで203W(FTP97%)まで上げてしまうと、その後の区間でジワジワとパワーが落ちていきます。

補給はカフェインジェルを2本用意して240mg摂取

目標チェックポイントは以下の通りです。大沢駐車場を66分59秒以内に通過できているかどうかが、個人的なブロンズ達成の最重要指標になります。

チェックポイント通過目標
スタート(胎内洞窟)0:00
1合目駐車場22分45秒≒22分
樹海台駐車場34分35秒≒34分
大沢駐車場66分59秒≒67分 ⭐最重要
奥庭駐車場82分43秒
5合目ゴール90分00秒

5/16の最終試走では、このチェックポイントタイムを指標にしながら走ってみます。
特に1合目・2合目の通過タイムを意識して、前半のオーバーペースを防ぐことが今回最大のテーマです。

ダウンヒルの寒さと試走後の回復(温泉)

試走当日の天気は曇り、気温は10度前後でした。

日差しがなかった分、体感ではもっと寒く感じました。登りは体を動かしているのであまり気になりませんでしたが、問題はダウンヒルです。

5合目(標高約2,305m)から胎内洞窟(約1,000m)まで一気に下ります。
速度も速く、体感気温は0度付近。日差しがない状態でのダウンヒルは、正直かなり寒かったです。

本番の気温次第ではありますが、ゴール後のダウンヒル用の防寒具はダウンでもいいくらいと感じました。

そしてダウンヒル後、体を温めるために立ち寄ったのが「富士山溶岩の湯 泉水」(リゾートイン芙蓉に併設)です。

泉質としては中性泉のようで、肌がピリピリしない穏やかな湯でした。

じっくり浸かることができ、ヒルクライムで酷使した筋肉に染み渡ります。ああ料金も900円とお財布に優しいところも高ポイント。

露天風呂からは富士山が見えるそうで、朝に前を通ったときはたしかに富士山がバックに広がっていました。
あいにく今回は曇天で見えませんでしたが、晴れた日に来ればロケーションも最高だと思います。

※朝の様子

しっかり浸かって筋肉の疲労感が和らぎました。試走後に立ち寄るスポットとしておすすめです。
筋肉痛や膝の痛み等はなく翌日を迎えることができたため、アフターケアの重要性を再認識しました。

会場にも近いため、来年の富士ヒルではここのホテルの宿泊予約を狙って行きたいと思います。

リゾートイン芙蓉 河口湖インター店をじゃらんで見る

まとめ:ブロンズまで57秒、本番で縮める

3回目の試走(2026年5月6日)の結果をまとめます。

  • タイム:90分57秒(ブロンズまで57秒)
  • 前回比:−10分(前半ペース修正・ケイデンス改善の効果)
  • 機材懸念:ホイールによるパワーロスがある可能性
  • パワー課題:②区間(5〜10km)の踏みすぎによる後半パワー低下
  • 朝食実験:固形物多すぎ → 次回はおにぎり1個に減らす
  • カフェイン実験:150mg → 次回は240mg(ジェル2本)に増量

5/16の最終試走で上記内容を検証して、6月1日の本番に臨みます。
結果はまたレポートします。

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