
結論から言うと、iGPSPORTのBSC100MAXに買い替えて満足しています。
画面が見やすくなったこと、自動停止の反応が速くなったこと、そして充電端子の位置が変わったことの3つが、使ってみて特によかった点です。
一方で、大きな表示欄にパワー(W)を表示できなかった点は不満でした。
使い始めてからまだ1週間、走行距離は150kmほどです。
通勤だけでなく、週末の127km獲得標高3,000mのロングライドでも使ってみました。
BSC100Sが完全に壊れる前に買い替えた
これまで使っていたのは、同じiGPSPORTのBSC100Sです。
BSC100Sの機能そのものに、大きな不満はありませんでした。
買い替えを考えた理由は、バッテリーの持ちが悪くなり、雨のあとには画面の内側が水分で曇って見づらくなることがあったからです。
原因を徹底的に調べたわけではありませんが、おそらく劣化してきたのだろうと考えました。
私にとってライドの記録は、走った時間をあとから振り返るための大切なデータです。
走っている途中でサイクルコンピューターが壊れ、データを残せなくなるのは悲しいので、完全に故障する前に買い替えることにしました。
使い慣れたBSC100Sをもう一度買う案も考えましたが、今回はBSC100MAXを選びました。
比較時の差が440円だったのでMAXを選んだ
私がAmazonでBSC100MAXを購入した価格は6,490円でした。

購入時に比較したBSC100Sは6,050円で、そのときの差額は440円でした。
この程度の差なら、画面が少し大きいBSC100MAXにしてみようと思い購入。
BSC100MAXが3.0インチ、BSC100Sが2.6インチなので一回り大きくなったくらいのサイズ感。
ただし、価格差はセールなどで変わります。
私が別のタイミングで確認したときにはBSC100Sが4,840円になっていました。
BSC100Sが大幅に安くなっているなら、初めてのサイコンとしてBSC100Sを選ぶのも十分ありだと思います。
反対に、私が比較したときのように差額が小さければ、見やすさを考えてMAXを選ぶ方が視認性もよいのでいいかなと。
候補には同社のBSC500もありましたが、価格が上がると自転車につけたままにするのが少し心配でした。
私はナビをスマートフォンで使うので、サイコン一台ですべてを完結させる必要もありません。
そのため、今回は高機能なモデルより、必要な機能を手頃な価格で使えるBSC100MAXが合っていました。
この辺りのことは下記でも書いていますので合わせてお読みください。


ちなみに、バッテリーの連続使用時間は公式ページによるとどちらも最大40時間台で、GPS・GLONASS・GALILEOなど5つの測位方式や外部のパワーメーター対応も共通です。
画面サイズ以外の基本性能に大きな差はないという前提で、今回はMAXを選びました。
詳しい仕様は、購入時点の情報をiGPSPORTのBSC100MAX公式ページとBSC100S公式ページで確認するのがおすすめです。
画面が大きくなり、見やすさが増した
BSC100MAXに替えて、画面が見やすくなったと感じています。
特に実感するのは、走行中に一瞬だけ視線を落として数字を確認するときです。
信号待ちの直前など、コンマ数秒しか画面を見ない場面でも、数字を拾いやすくなりました。

夜間や薄暗い時間帯の通勤でも、見やすさの違いを感じます。
画面は大きくなりましたが、手に持ったときの重さはほとんど変わらない印象でした。
これは数値上の重量比較ではなく、実物を持ったときの感覚ですが、本体は薄く持ちやすくなりました。

自動停止の反応がはっきり違う
BSC100MAXに替えて、想像していた以上に違いを感じたのが自動停止の反応です。
通勤で信号待ちをすることが多いので、この差はライドのたびに実感します。
BSC100Sだと、止まってから画面を見ても、表示はまだ動いたままでした。
止まってから数秒経って、ようやく計測が止まる、という遅れがありました。
BSC100MAXは、止まった瞬間にすぐ表示も止まります。
あくまで信号待ちのたびに感じる私の実感ですが、なんとなく自動停止が遅いのが気になっていたので解消されたのはよかった点です。
またトンネルに入ると自動でバックライトがつくのも便利で、暗い場所でも数字を確認しやすい点は助かっています。
充電端子が下端に移ったのが、個人的に一番うれしかった
今回の買い替えで、一番よかったと感じているのは、実はここです。
BSC100Sでは充電端子が背面にありましたが、BSC100MAXでは本体の下端にあります。

私はサイコンの充電をよく忘れます。
出発前に気づかず、ライドの途中でモバイルバッテリーからケーブルをつないで充電することが何度もあります。BSC100Sは充電端子が背面にあったので、マウントに固定したままケーブルをつなぐのが窮屈でした。
BSC100MAXは端子が下端にあるので、同じように停車中に充電するときも、ケーブルをつなぎやすくなりました。画面の見やすさよりも地味な変更ですが、実際に使う頻度で言えば、この改善を一番よく実感しています。
獲得標高3,000mのライドで、カロリー表示に助けられた
BSC100MAXでは、消費カロリーがぱっと見で分かるところも気に入っています。
先日、獲得標高3,000mのチャレンジライドに行ったときに、この表示が役立ちました。
補給ポイントに着くたびに画面の消費カロリーを確認し、そこで何をどれだけ食べるかを、その数字を見ながら決めました。
補給地で買ったものに加えて、携帯していた補給食をどのタイミングでどれだけ食べるかも、消費カロリーの推移を見ながら調整しました。
その結果、このライドでは最後までハンガーノックのような症状や感覚にはなりませんでした。

もちろん表示は推定値なので、必要な補給量そのものを正確に示すわけではありません。
それでも、補給のタイミングを判断する目安として、消費カロリーが画面ですぐ確認できるのは、長時間のライドほどありがたいと感じました。
大きな表示欄にパワーを置けなかったのは不満
BSC100MAXで最も残念だったのは、画面内の大きな表示欄にパワーを設定できなかったことです。
BSC100Sではその位置にパワーを選べましたが、BSC100MAXの設定では選べなくなっていました。


ただし、パワーの数値自体が見られなくなったわけではありません。
大きな欄には出せないものの、小さいサブ欄にはパワーの表示があるので、今は走行中そちらで確認しています。
サブ欄は大きな欄より文字が小さいので、パワーを常に一番大きく表示して走りたい人にとっては、この点がそのまま不満につながると思います。
アプリや本体の更新、設定条件によって挙動が異なる可能性もあるため、パワー表示を重視する人は購入前に自分が使いたい画面配置を確認したほうがよいと思います。
私にはここが一番の不満ですが、画面の見やすさや自動停止、充電端子の使いやすさを含めた全体では、買い替えてよかったという評価は変わりません。
BSC100MAXが向いている人、向かない人
BSC100MAXは、価格を抑えながら見やすいサイクルコンピューターを使いたい人に向いていると思います。
通勤用には手頃な価格と丈夫さを求めていますが、今回評価できるのは主に見やすさと使い勝手です。
画面が大きく、持った印象は軽く、速度や走行データを確認する基本用途なら初めての一台としても選びやすいと感じます。
一方、パワーメーターの数値を画面の一番大きな欄に表示して常に確認したい人には、BSC100Sをおすすめします。
私自身、この点だけはBSC100Sのほうがよかったと感じている部分です。
そのほか、サイクルコンピューター一台でナビまで完結させたい人、スマートフォンをハンドルに取り付けたくない人、カラー画面や高度な分析機能を本体に求める人は、ハイエンドモデルも含めて検討したほうがよいでしょう。
サイクルコンピューター選び全体で迷っている方は、自転車通勤におすすめのサイクルコンピューターの選び方も参考にしてください。
1週間・150km使ってみて、買い替えてよかった
BSC100Sは、機能に大きな不満がなく、使い続けてきたサイクルコンピューターでした。
だからこそ完全に壊れるまで待たず、同じシリーズのBSC100MAXへ買い替えたことで、これまでの使いやすさを保ちながら、画面の見やすさや自動停止の速さ、充電のしやすさといった改善を得られました。
大きな表示欄にパワーを設定できなかった点は惜しいものの、サブ欄で確認できることも分かったので、私の用途では総合的に満足しています。
購入時の価格差が小さく、大きな画面を重視するならBSC100MAXを選び、パワー表示を大きく見たいならBSC100Sを選ぶ、という基準が私にとっては分かりやすいと思います。

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