カペルミュール ビブタイツ クロスオーバー ゴールドパッドレビュー|夏でも長袖・タイツを着る理由と実測サイズ選び

「夏なのに長袖・タイツ?」と聞かれることがよくあります。
「そもそもビブタイツって必要?」と聞かれることもよくあります。

結論から言うと、日焼け対策と怪我防止、体温調整のため、夏でも基本的に長袖+タイツというスタイルにしています。
今回は「カペルミュール ビブタイツ クロスオーバー ゴールドパッド」(公式サイトのセールで9,900円)を買いました。

カペルミュール公式サイト:カペルミュール ビブタイツ クロスオーバー ゴールドパッド

身長164cmの実測データからMサイズを選び、40kmの試走と3本ローラートレーニングで試した結果、そして「ビブタイツは本当に必要か」を私のウェア遍歴とあわせてまとめます。

この記事は約 10分 で読めます。

先に結論だけ書いておきます。

  • サイズ:身長164cm・実測データからMを選定(丈はやや長め、膝・股関節はちょうど良いフィット)
  • 評価:安価なビブタイツで感じていた擦れ・つっぱりが、今回のビブでは感じられなかった
  • 向いている人:ロングライドに行く・行く予定がある人(通勤だけなら無理に揃えなくてOK)

サイズ選びの実測データをすぐ見たい方は「サイズ選び」の見出しへ、「そもそもビブタイツが必要か」から知りたい方はこのまま読み進めてください。

目次

なぜ夏でも長袖・タイツなのか

理由は3つあります。

①日焼け防止
私は肌が強くないため、日焼けするとすぐ肌が痛くなります。
(私の場合、日焼けした日は寝つきが悪くなる感覚もあります。疲労回復には睡眠・水分が土台になるという話は以前の記事にも書きましたが、日焼けを避けることもその土台を守る手段の一つだと考えています)
極力日焼けする面積を減らした結果、夏でも長袖+タイツというスタイルに落ち着きました。

②怪我防止
道の左端に街路樹や下草が出ている道が多く、手足が出ていると枝や跳ねた石が当たって痛い思いをした経験があります。
肌の露出を減らすことは、日焼け対策と同時に怪我対策にもなっています(このきっかけになった出来事は後述します)。

③体温調整
長袖・タイツなら手脚に水をかけて濡らしておくとライド中かなり涼しいです。半袖・ビブショーツだと手足にかけても水が流れていってしまい、水をかけた瞬間はひんやりしますが冷却効果はイマイチです。

これまでのウェア遍歴|「ビブタイツって必要?」への回答でもあります

ロードバイクに乗り始めた頃の私は、ビブタイツどころか専用ウェアの必要性もよく分かっていませんでした。
同じ疑問を持つ方の参考になるよう、遍歴を詳しく書いておきます。

最初はジャージor薄手の綿パンだった

乗り始めの頃は、ジャージや薄手の綿パンで乗っていました。
30〜40kmほど乗るようになると、お尻が痛くなってきました。

パッド付きインナーを、こっそり普段着の下に

お尻の痛みでパッド付きインナーを検討しましたが、周りにサイクリストの知り合いがおらず、専用ウェアの必要性がよく分かりませんでした。
いきなり本格的な格好をするのにも抵抗があったので、段着の中に着られるパッド付きインナーを選びました。
ここが、私のロードバイクウェアの入り口でした。

ジャージのバタバタ感、綿パンの硬さが気になって

パッド付きインナーの上に着るジャージのバタつきや、綿パンの硬さが気になるようになりました。
そこで、肩紐のないタイプのサイクルタイツに変更。
ただ、タイツ一枚でお店に入るのには抵抗があったので、その上から短パンを履いていました。

友人の本格的なウェアを見て、ビブデビュー

友人がロードバイクを始め、しっかりウェアを揃えていたのを見て、まずは安価なモデルのビブショーツでデビューしました。
最初はビブショーツのみでしたが、路肩を走るときに枝や跳ねた石が剥き出しの脚に当たって痛い思いをしたこと、日焼けして疲れを感じることが増えたことから、ビブショーツ+レッグカバー+長袖サイクルジャージというスタイルに変えました。

パーツ数の多さが煩わしくなり、ビブタイツへ

着替えるときにパーツ数が多いと、単純に手間が増えます。
洗濯後に干すものも多くなるため、脱ぎ着がしやすく洗濯物も少ないビブタイツ(一体型)に切り替えました。
これもまずは安価なモデルから試しました。

今、ハイエンドモデルへ

安価なビブショーツだと、走行後にデリケートゾーン周りが擦れて、シャワーのときにヒリヒリ痛むことがよくありました。距離が長い日ほど顕著で、正直「こういうものだ」と思っていました。

膝周りや股関節まわりなど、よく動く部分も多少のひっかかりやつっぱりもありました。しかし安価なモデルですし許容範囲と感じていました。

しかしCANYONのハイエンドカーゴビブショーツではその痛みが出ず、膝や股関節周りのフィット感もかなり良くペダリングが気持ちよくできたことに衝撃を覚えました。

1万円以上したことを覚えていますが、その金額に見合うだけの価値がありました。

しかしCANYONのビブはショーツタイプです。タイツタイプでは、ハイエンドモデルのものを持っていませんでした。
そこで今回は

  • 脚の露出を減らせるタイツタイプ
  • ズレにくくできるビブタイプ
  • 収納に便利な両サイドポケット

というすべての条件を満たしている「カペルミュール ビブタイツ クロスオーバー ゴールドパッド」を購入することにしました。
通常価格19,800円のところ、公式サイトのセール中に9,900円で購入しました(セール価格は記事執筆時点のものです)。
CANYONのビブショーツは今後も使うため、同時にカペルミュールのレッグカバーも購入しています。安価なレッグカバーと比べて生地がしっかりしていて、フィット感が良いです。

「ビブタイツって必要?」への私なりの答え

初心者の方によく聞かれる質問に対しては、こう答えています。

ロングライドに行きたい、または行く予定があるなら、早めに買った方がいい。通勤だけなら、無理に揃える必要はない。

私自身、最初はパッド付きインナーだけで十分でした。
距離が伸びるにつれて、お尻の痛み・ウエストの締め付け・脚の露出・パーツ数の多さといった不満が積み重なり、結果的にビブタイツに行き着いた、というのが実際の順番です。

サイズ選び|実測データを使った絞り込み

カペルミュール ビブタイツ クロスオーバー ゴールドパッドを試着なしで購入するにあたり、身体データを使ってサイズを絞り込みました。

項目数値備考
身長164cm
股下(床から股まで)74cmバイクフィッティングでの計測値を採用
くるぶし(床から)7cm壁に立ち実測
股下→足首(算出)67cm74cm − 7cm

公式サイズ表と照合すると、股下丈はS=64cm・M=67cm・L=70cm・XL=73cmで、実測値に最も近かったMを選びました。
なお公式サイズ表には「商品生地の特性によって、1〜2cm前後の誤差が生じる場合がございます」という注記があります。

実際に届いてからのフィット感

:くるぶし部分がやや長く、2〜3cmほど折り返す形になりました。

実測の67cmは「床からくるぶしまで」を差し引いた足首位置での数値ですが、タイツの裾はくるぶしより下まで覆う設計になっているようで、その分(2〜3cm)が余ったのだと思います。サイズ表の股下丈=そのまま着丈になるわけではない、という前提で見ておくと安心です。


膝・股関節周り:窮屈さも余裕のなさも感じず、ちょうど良いフィット感でした。

膝下・幅:やや余りがありました。

ワンサイズ下のSだと、膝・股関節周りが窮屈になっていた可能性が高く、Mを選んで正解だったと思います。

40kmの実走・3本ローラートレーニングで使ってみて

40km程度の実走と3本ローラートレーニングで検証しました。

  • 膝周りのつっぱり感がなく、膝裏の生地の余り感もない
  • 腰・股関節周りのフィット感が良く、パッドがずれない。気持ちよくペダリングができる
  • CANYONで感じた「擦れない安心感」が、タイツタイプのカペルミュールでも同じように続きました

生地の柔らかさ・伸びの良さが、そのままフィット感の良さにつながっている印象です。

サンティック・CANYON・カペルミュールの比較

ここまでの遍歴で使ってきた製品を、あらためて比べるとこうなります。

製品価格帯パッドポケット生地感(実感)丈タイプ
サンティック ビブタイツ〜5,000円台標準なし(購入当時)やや厚め・硬め、着脱に少し手間ロング
CANYON カーゴビブショーツハイエンド
(15,000円〜)
高機能サイドあり柔らかく伸びが良いショーツ
カペルミュール ビブタイツ クロスオーバーハイエンド
(セール9,900円)
ゴールドパッドサイド+腰の3箇所柔らかく伸びが良いロング

製品スペックと、実際に使って分かったこと

公式サイトのスペックに、自分が確かめられた範囲のコメントを添えます。

  • UVカット:UPF50+、UVカット率95%以上
    この数値自体は自分では検証できませんが、日焼け対策で長袖・タイツを選んでいる自分には、ここが実質の選定理由です。
  • パッド:「ゴールドパッド」厚さ14mm、振動を最大80%カットとの記載
    「振動80%カット」という数値自体は自分では検証できませんが、40km走ってみた体感として、坐骨まわりの当たりが今までのパッドより軽く感じました。
  • 収納:太もも両サイド+腰の計3箇所にメッシュポケット
    スマホ・補給食・鍵を入れた状態で40km走行しましたが、落下やずれは感じませんでした。

購入は公式サイトとAmazon、どちらがお得か

カペルミュールは公式サイトでセールを行っていることが多く、セール中であれば公式サイトが最安値になりやすいです。
一方、セールをしていない時期はAmazonの方が安いこともあります。
購入前に、公式サイトとAmazonの価格を両方確認してから決めるのがおすすめです。

まとめ

  • ビブタイツが必要かどうかは走る距離次第。ロングライドに行くなら早めに、通勤だけなら無理に揃えなくていい
  • 夏でも長袖+タイツを着ているのは、日焼け対策・怪我防止・体温調整のため
  • 安いタイツと高いタイツでは生地の柔らかさ・伸びが違い、着心地とフィット感に直結する
  • サイズは実測データでMを選定。丈はやや長め(設計上の差、誤差の範囲内)だが、膝・股関節周りはちょうど良いフィット感
  • 40km実走・3本ローラートレーニングでは、CANYONで感じた「擦れない安心感」がカペルミュールでも続いた
  • サイドポケット付きは実用性が高く、今後も選ぶ基準にしたい

よくある質問

Q. 初心者はいつビブタイツを買うべきですか?
詳しくは前述のウェア遍歴に書きましたが、目安としては「ロングライドをする・する予定がある」かどうかです。通勤だけの利用なら、無理に揃えなくても大丈夫です。

Q. サイズはどう選べばいいですか?
股下(床から股まで)とくるぶしの高さを実測し、その差を公式サイズ表の股下丈と照合するのがおすすめです。ただし生地の伸縮で1〜2cm程度の誤差は出るので、丈より膝・股関節周りのフィット感を優先してサイズを決めると失敗しにくいです。

Q. 真夏でも暑苦しくないですか?
UPF50+の生地で直射日光の暑さをかなりカットしてくれます。暑い時に、水で脚を濡らしておくとかなり涼しく感じます。

Q. パッドのへたりなど、経年での変化はありますか?
購入したばかりのため、まだ分かりません。使用を続けて変化があれば追記します。
ちなみに過去に使っていた安価なモデルでも、生地そのもののヘタり感を理由に買い替えたことはありません。耐久性自体は安価なものでも十分にあると感じています。買い替えのきっかけは、いつも着心地や機能性を求めてのことがほとんどです。

Q. トイレはどうしていますか?
構造上、肩紐を外す必要があるため、必ず個室を使うようにしています。
ヒルクライムなど山の中を走るときは、ルート上のコンビニの位置を事前に調べておき、そこで必ずトイレに行くという計画を立てています。

Q. 洗濯はどうしていますか?
洗濯ネットに入れて洗濯機で洗い、乾燥機は使わず陰干ししています。洗剤はアリエール(液体)です。
汗の匂いが気になるときは、洗う前に酸素系漂白剤(オキシクリーンEX)に60分程度漬け置きしてから洗濯機に入れています。

Q. ビブの下に下着はつけていますか?
つけていません。以前つけていた時期もありましたが、下着が中でずれたり擦れたりして着心地が悪く、痛みも出たため、今はつけない派です。

Q. このビブタイツは何度くらいまで使えますか?
経験上、15℃前後までは使えると感じています。それより気温が下がる場合は、裏起毛タイプの冬用ビブタイツに切り替えています。

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