子供の自転車はストライダーから始めるのが正解だった|3兄弟・6年間で「補助輪なし移行」できた我が家の選び方

普段はロードバイク通勤の話を書いていますが、今回は父親としての自転車選びの話です。我が家には9歳・7歳・4歳の3兄弟がいます。現在の愛車はこんなラインナップです。

子供現在の愛車
長男(9歳)ジャイアント ARX 20
次男(7歳)コーダーブルーム asson K18
三男(4歳)ストライダー、ストライダー14×

3人ともストライダーから乗り始めて、上の二人は補助輪を一度も使わずに自転車へ移行できました。長男は数時間の練習で、次男も1〜2日で乗れるようになっています。

この記事では、ロードバイク歴10年の父親が、ストライダー → キッズバイク → ジュニアスポーツバイクの3ステップ移行の実際、3台それぞれの選定理由(と、唯一の失敗談)、ヘルメット・ライト・空気入れなど周辺アイテムの現実解、そして公園から一般道まで安全に走れる子を育てるステップアップ法を、6年間の実体験ベースでまとめます。

「ファーストバイクは何を買えばいい?」と迷っている親御さんの参考になればうれしいです。

この記事は約 8分 で読めます。

目次

結論|我が家の3ステップと年齢目安

先に全体像をどうぞ。

ステップ車体年齢ポイント
① キックバイクストライダー2〜4歳バランス感覚を養う。迷ったらコレ
② キッズバイクコーダーブルーム asson K185〜8歳アルミ製の軽さで選ぶ
③ ジュニアスポーツジャイアント ARX 208歳〜レバー式シフターで選ぶ

このルートの最大のメリットは、ストライダーでバランス感覚が完成しているので、補助輪なしでそのまま自転車に移行できることです。

「自転車の練習=補助輪を外す特訓」というイメージは、もう過去のものだと実感しています。バランスを取ることさえできていれば、あとはペダルを回すだけ。長男は初日の数時間で、次男も1〜2日で普通に走り出しました。

ステップ1|ストライダー(2〜4歳):迷ったらコレで失敗なし

選定理由は正直「みんな乗ってたから」

ストライダーを選んだ理由は、実は特にありません。周りの友達が乗っていたから。それだけです。ただ、結果は雄弁でした。

長男→次男→三男と受け継いで合計6年間、いまだに壊れず現役。

キックバイクはペダルもチェーンもない単純な構造なのでそもそも壊れにくいのですが、この耐久性は「兄弟で使い回す」「友人に譲る」ことを考えると大きな価値です。倒す・投げる・引きずるが日常の2〜3歳児が6年使ってこれなら、文句なしです。

  • 価格:ストライダー スポーツモデル 16,940円(税込・公式)
  • 対象年齢:1歳半〜5歳ごろ

どれを買えばいいか迷ったらストライダーを選んでおけば失敗はない、と6年使った今でも思います。

唯一の失敗談|ストライダー×14は要らなかった

我が家で唯一「これは買わなくてよかったかな」と思うのが、後からペダルを付けられるストライダー×14です。
本体とペダルキット(合計4万円弱)

長男が4歳のときに購入しましたが、成長スピードも相まって半年も乗らないうちにサイズアウト気味に。我が家は下に弟がいたのでお下がりにできましたが、一人っ子や年の離れた兄弟だと、使用期間と価格(約4万円)を考えるとコスパが悪いと感じます。

ストライダー×14を買うくらいなら、すぐにキッズバイク(18インチ前後)へ移行したほうがいい。

これが我が家の結論です。ストライダーでバランスが完成していれば「ペダル付きへの慣らし期間」は不要でした。

ステップ2|コーダーブルーム asson K18(5〜8歳):軽さは正義

次に購入したのはコーダーブルーム asson K18(18インチ)。選定理由は3つです。

アルミフレームで軽量

キッズバイクの多くは車体がスチール(鉄)製です。丈夫ですが、子供が扱うには重すぎる。

軽さのメリットは子供だけのものではありません。後述しますが、子供が安心して乗れる公園まで自転車を運ぶのは親です。車に積む、押して歩く、階段で持ち上げる——「軽量であること」は大人の負担を確実に減らしてくれます。

② 補助輪が標準装備

「使うかもしれない」と思って補助輪付きを選びましたが、結果は一度も使わずじまい。ストライダー卒業組には不要でした。ただ、保険として付いている安心感はあったので、これは無駄だったとは思いません。

③ 自分が乗ったことのあるメーカーだった

私は以前コーダーブルームのクロスバイクに乗っていて、作りのしっかりさを自分の体で知っていたことが決め手でした。子供を乗せるものこそ、知っているメーカー・信頼できるメーカーを選びたいものです。

ステップ3|ジャイアント ARX 20(8歳〜):レバー式シフターで選ぶ

長男が8歳になって購入したのがジャイアント ARX 20(20インチ・現行57,200円税込)。選定理由は明確にひとつ。「レバー式(ラピッドファイヤープラス)シフター搭載」だからです。

グリップシフトの劣化問題

20インチ前後の変速付き子供自転車には、ハンドルのグリップをひねって変速する「グリップシフト式」が多く採用されています。私自身が子供の頃に乗っていたのもこれでした。このタイプの難点は2つ。

  • グリップがすぐ劣化して、ボロボロになる
  • メンテナンスしないと変速が異常に重く・しづらくなる

子供の頃の「握るたびにポロポロ崩れるグリップ」を覚えている方、結構いるんじゃないでしょうか。

レバー式は大人用クロスバイクと同じ本格構造

一方のレバー式シフターは、大人用クロスバイクにも採用される本格的な作りです。私が10年以上乗っていたクロスバイクもレバー式でしたが、一度もシフターが壊れたことはありません

兄弟がいて「下の子にお下がりする」など長期使用が前提なら、レバー式シフター搭載モデルを選んでおけば失敗はない。

ARX 20はアルミフレームで車体も軽く、8段変速。すでに親子サイクリングの相棒として活躍しています。

周辺アイテムの現実解|ヘルメット・ライト・空気入れ

ヘルメット:選び方は大人と同じ「試着一択」

子供のヘルメット選びも、大人とまったく同じです。「試着して、サイズの合うものを買う」。これに尽きます。

その観点でいくと、自転車ショップでの取り扱いが多く試着しやすいのは、やはりOGKカブト。デザインの種類も豊富です。

我が家も3人ともOGKカブトを使っていますが、デザインが複数あるおかげで兄弟でかぶり間違えることがなく、それぞれお気に入りのデザインを選べたことで、嫌がらずかぶってくれています。

ヘルメット選びの基本は大人用の記事でも詳しく書いています → ロードバイクのヘルメット選び方

ライト:反射板+100均で十分

身も蓋もない話ですが、子供が夜や暗い場所を走ることがそもそもないので、我が家は反射板+100円ショップの自転車ライトで運用しています。

使用シーンが「日中の公園・サイクリングコース」である限り、ここにお金をかける必要はないと判断しました。高価なライトは、夜道を走るようになってからで十分です。

空気入れ:米式・仏式の「バルブ問題」に注意

地味につまずきやすいのがここです。

  • 18インチ以下のキッズバイク米式バルブが多い
  • 20インチ以上・クロスバイク系仏式バルブが増えてくる

この2つはバルブの方式が違うので、空気入れの口金も別物です。私はもともとロードバイク用のフロアポンプを持っていたので切り替えアダプターで対応しましたが、これから買うなら1台で両対応のタイプが圧倒的に便利です。

パナレーサー 樹脂製 ワンタッチフロアポンプ BFP-PGEZ1-B』:標準で米式・仏式どちらも対応するワンタッチバルブ付き。子供の自転車用ならこれで十分です。

パナレーサー 高圧対応アルミ製ワンタッチフロアポンプ』:親もロードバイクに乗るならこちら。
高圧対応かつエアリリースボタン付きで、空気を入れすぎても微調整できるのが地味に便利。

「安全に走れる子」を育てるステップアップ法

最後に、車体選びと同じくらい大事だと思っている話を。

街を走っていると、危ない運転をしている子供たち(そして、それをさせてしまっている大人)を見かけることが少なくありません。ロードバイクで日常的に車道を走る身としては、ヒヤッとする場面に出会うことも多いです。

だから我が家では、走る場所を段階的に広げることで「自分が安全に走り、他人を危険に合わせない運転」を身に付けさせています。

段階場所身に付くこと
公園転んでも怪我しにくい・人が少ない環境で、まず乗ることに慣れる。
交通公園信号・標識など交通ルールを学ぶ。車や大人が入ってこないので安全。
大きめ公園のサイクリングコース周回アップダウンで斜度変化への対応力と、坂道でのブレーキ練習。
サイクリングロード長距離を安定して走る練習。歩行者・他の自転車への注意
一般道ここまでの積み重ねの実践

ポイントは、各段階で「課題」が明確なことです。乗れるようになった→すぐ公道、ではなく、ブレーキ・ルール・他者への配慮を順番にクリアしてから次へ進む。

この積み重ねの結果、今では長男は20km、次男も10kmを余裕を持って走れるようになり、親子で一緒にサイクリングを楽しめています。子供と走るロングライドは、ロードバイク趣味の新しい楽しみ方になりました。

まとめ|ファーストバイク選びで迷っている方へ

6年間・3兄弟の実体験から、我が家の結論です。

  • 最初の1台はストライダーで失敗なし(6年使っても壊れない耐久性)
  • ストライダー×14は飛ばして、18インチキッズバイクへ直行でOK
  • キッズバイクはアルミ製の軽さで選ぶ(親の負担も減る)
  • 20インチ以降はレバー式シフター搭載モデルが長持ち
  • ヘルメットは試着一択、ライトは反射板+100均で十分
  • 車体よりも大事なのは、公園→交通公園→サイクリングコース→サイクリングロード→一般道のステップアップ

ストライダーでバランス感覚を育てれば、補助輪の特訓は要りません。長男は数時間、次男は1〜2日で乗れました。これは特別な才能ではなく、順番の問題だと思っています。

そして子供と一緒に走れるようになると、自転車趣味はもう一段楽しくなります。「親の方も自転車を始めてみようかな」という方は、こちらもどうぞ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次